『イーペン祭り』ラプンツェルの世界が目の前に!

旅行

ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』の中のランタンをあげるシーンを覚えていますか?
そのモデルになったのは、チェンマイ(タイ北部)で行われる「イーペン祭り」(別名「コムローイ祭り」)です。

夜空に無数のランタンが舞い上がる幻想的な光景は、一生に一度見たいと言われる絶景です。
そんなイーペン祭りに行ってきたので、今回はその様子を書こうと思います!

毎年11月ごろに開催されていた「イーペン祭り」は、コロナの影響で近年は期間が短縮されたり、
イベント自体が中止になったりしていました。
しかし今年は、11月7日から9日までの3日間で開催され、地元の方々だけでなく、多くの観光客が世界中から集まりました。

祭り初日と2日目は、タイの友達と旧市街で行われていたイベントを楽しみました。
チェンマイ旧市街のランドマークであるターペー門を中心に、象やさまざまな形をしたランタンが門前の広場やお堀をはじめ、街中に飾られており、とても綺麗でした。
また、クッキーのような形をしたキャンドルが家や通りに灯されていて、どこを見渡しても写真を撮りたくなるような光景が広がっていました。
そして、ターペイ門のステージでは、美男・美女を決めるコンテストが2日間に渡り開催され、とても盛り上がっていました!

タイ風のすき焼き!屋台がたくさん並び、食べ歩きも楽しめます。

オープニングセレモニーで、800人による舞踊が披露されました!

ターペー門の飾り!

三人の王様記念碑の前では、様々なショーが行われていました!

よく一緒にいるタイ人のお友達!

そして、祭り最終日は、たまたま出会ったノルウェー出身の方とアメリカ出身の方と「ドイ・サケット」という場所に行き、ランタンを飛ばしてきました。
ドイ・サケットは、旧市街から30〜40分離れた場所にあり、観光客は事前にバンやタクシーを手配するようです。
私たちは何も考えていなかったので、街を走っていた「トゥクトゥク」という東南アジアなどで多く普及している乗り物で行きました(約3100円/3人)。

渋滞もあり、1時間ほどで到着。
そこには、無数のランタンとロウソクの灯りで、絶景が広がっていました。
50THB(約200円)で、コムローイと呼ばれるランタンを飛ばすことができます。
紙製のコムローイに火を灯し、頭の上にかかげ、そっと手を離すと、夜空にゆっくりと飛んでいき、それはそれは幻想的な光景を見ることができるのです。

「ロイクラトン」と呼ばれる灯籠流しも体験しました!

多くの方がコムローイを空に飛ばしていました!

水面に並べられた無数のキャンドルと夜空に舞うランタンで絶景が広がっていました。

コムローイを実際に体験!思ったより難しかったです。

そして、問題は帰り道。
とても混んでいたのでタクシーをつかまえることも、トゥクトゥクも見つけることができず、困っていましたが、トラックで来ていた地元の方に声をかけ、乗せてもらえることに。
40分ほどの離れた場所まで送ってくれたにも関わらず、お礼として渡そうとしたお金も受け取らず、「楽しんでね」と見送ってくれました。
タイの方は、本当に優しい方ばかりで、いつも助けられています。
トラックの後ろに乗ったのは初めてで、強風で飛んでいきそうになりましたが、貴重で面白い経験ができました。

トラックの後ろに乗って、楽しく帰宅。

旧市街に戻ってくると、チェンマイ特別市庁舎からターペー門まで約2kmに渡り、パレードが行われていました。
花火も打ち上げられ、街中が多くの方で賑わっていました。

3日間に渡り開催されたイーペン祭りは、初めての体験ばかりで、本当に楽しかったです。
特に、夜空に放たれた無数のコムローイは、言葉にならないほどの絶景で、とても感動しました。
毎年開催されるので、また来れたらいいなと思います。

読んでいただき、ありがとうございました。