Uberにぼったくられた話

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留学

先週、アメリカに戻りましたが、早速『ぼったくり』に遭いました。

空港から大学の寮まで、車で30分ほどかかるので、UberやLyftという配車・乗り合いサービスを利用することが多いです。
タクシーもありますが、なんとなく高いイメージがあるので使ったことはありません。
距離や時間、目的地にもよりますが、タクシーの方が安い場合もあるかと思います。

アメリカ内での移動で、私は頻繁にUberを使います。この日もUberを利用しました。
Uberは、アメリカのスマートフォンアプリによるサービスで、一般ドライバーが自家用車を使って送迎してくれます。
登録すれば誰でもドライバーになれることから、Uberの運転手としてお金を稼ぐ人も少なくありません。
利用する際には、アプリを起動し、乗車場所・目的地・車のタイプを入力して配車依頼すると、車が迎えに来て目的地まで送ってくれます。
空港は利用者が多いので、多くのUberの運転手が集まります。

JFK空港に到着し荷物を持って出口に向かい、Uberのアプリで配車依頼をしようとした時でした。
男性の方が、「Uberでどこかまで行くの?(日本語訳)」と訪ねてきました。
「はい。」というと、「乗せていくよ。着いてきて。」と言われ、彼がUberの運転手であることを確認し、車まで着いて行きました。
通常は、アプリ内でお金のやりとりや目的地の設定をしますが、男性はアプリを使わず、私に目的地を確認し車を走らせました。
少し不安でしたが、発進する前に運転手と金額について話し、120$(約12400円)でお互い納得しました。

やはりニューヨーク州であることやコロナ禍でUberの利用者が少なくなっているということもあり、20分・30分の道のりも簡単に100$(約10300円)を超えてしまいます。

夜10時を回っており、交通量が少なかったため、運転手さんはスピードをかなりだして走行していたので、とても怖かったです。
私自身も自分の携帯で道を確認して、しっかり目的地に向かっているかを調べていました。

30分ほどで大学の宿舎に到着しました。
120$とチップを払おうとすると、「170$くれ。」と言ってきました。
私も負けじと「発進する前に120$と言ったよね?」と言いましたが、聞いてはくれず、結局170$に加え、チップとして10$加え、180$払うことになりました。

ぼったくられた…と悲しい気持ちになりましたが、コロナ禍で厳しい財政であることや、運転手さんもきっと大変なんだろうと、「彼の力に少しでもなれた。」と思うことにしました。
支払い後に少し話して、とても良い方でしたし、私の大きな荷物を下ろすのを手伝ってくれたし、なにより何事もなく無事に寮まで送り届けてくれたので、ぼったくられたというより、新しい経験ができたと思いました。

これからは、Uberを使う際は、しっかりアプリを使って配車依頼をしたいと思います。
皆さんも、海外でUberやLyftなどを使う際は気をつけてくださいね!!

ちなみに『ぼったくられた』は英語で、「I got ripped off」「I was overcharged」と表現します。
今回、私はUberの運転手にぼったくられたので、「The Uber driver ripped me off」ということができます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。