毎日テレビや新聞、SNS上で、コロナウイルスに関する情報が溢れています。
コロナウイルスの感染は、アジアから始まり、そして全世界に広がり、地球規模の大きな問題となっています。
日々世界の感染者数、死者数が急増して行く中、各国々では様々な対策や規制が取られています。
私の留学先であるアメリカでは、入国規制、自宅待機の推奨、在宅勤務など多くの対策が取られています。
また、レストランやバーなどの飲食店は持ち帰りや宅配のみで営業され、スーパーマーケットは時間を制限し営業しています。
ヘアサロンやスポーツジムなどの公共施設も営業が停止されています。
大学ももちろん閉鎖であり、残りの学期の授業はオンラインで行われます。
情報や授業内容は、オンラインを通して得て、課題の提出もすべてオンラインです。
来月控えているプレゼンテーションは、各自カメラの前で録画し、そのビデオを提出します。
教授により授業方法は様々であり、教授によるビデオやPowerPointが送られてきたり、ZOOMというWeb上でのコミュニケーションソフトウェアを使って、行われる授業もあります。
学生は帰宅することを強制され、留学生や大学院生など許可を得た学生のみが、学校の宿舎に滞在することが許されています。
大学の寮は、キャンパス内に何箇所かあるのですが、学期終わりまで滞在する学生は、1つの寮に集められ、他の建物は全て閉鎖されました。
私も先日、寮を移動し、新しい部屋が割り当てられました。
人と人との接触を避けるために、部屋は一人部屋であり、いたるところに消毒液が設置されています。
キャンパス内には人の姿はなく、とても寂しく感じています。
アメリカによるコロナ対策は、最初の感染者発見から、素早い判断のように思いましたが、広大な敷地をもち、世界中から多くの人が集まる国なので、今でも感染拡大が続いています。
先日見たニュースによると、特に深刻なニューヨーク州では、感染者が6万人近くになり、アメリカ国内全体のほぼ半数を占めていて、不足する医療物資のために、多くの企業がマスクやガウン、人工呼吸器の製造を始めたそうです。
新型コロナウイルスの感染者は、高齢者のリスクが非常に高いと言われていたので、若者の警戒心が低く、初めの頃は配慮のない行動が目立ちました。
それらの行動が感染を拡大させた一つの理由でもあります。
症状が出る前に人にうつす可能性があることや、若くても発症リスクが十分にあること、年齢関係なく全ての人が、この問題に向き合うべきだと思います。
アメリカやヨーロッパに滞在する日本人や留学生から、日本への警告をTwitterやFacebookなどのSNSを通してよく目にします。
日本では先週末、やっと外出自粛の呼びかけが始まったと聞きました。
現在の日本は、3週間前のヨーロッパと似ていると言われており、今後の日本は、想像をはるかに超える状態となっているかもしれません。
新型コロナウイルスは、みなさんが思っているよりもずっと深刻で、恐ろしく残酷であるということに気づいてほしいです。
私たちの未来のために、一人一人ができることを、そして自分自身の行動を見直して欲しいです。
Yahooニュースで見つけた記事です。ぜひ、読んでください!
『日本も3週間後、地獄を見る』まるで戦争…欧州に住む日本人の警告
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200330-00071456-gendaibiz-eurp&p=1