なぜ、アメリカへ?

TOEFL

こんにちは!

前回は、簡単な自己紹介をさせていただきましたが、
今回は、アメリカ留学への最初のステップとなった出来事について書いていきます。

では、さっそく!!

ある日、代表に選出された時に知り合った友達から電話があり、「アメリカ進学へのトライアウトに一緒に行かないか」と誘われました。

このトライアウトは、米国大学女子サッカーセレクションキャンプと呼ばれ、高校2年次の3月中旬に、長野県で初めて開催されたもので、アメリカへのサッカー留学を目指す日本の中高生と、アメリカの大学の女子サッカー部のコーチ陣により実現されました。
大学側はアメリカで活躍が期待できる選手の発掘に務め、奨学金オファーを獲得できる選手もいます。

この話を知るまでは、アメリカへの道はあまり頭になく、日本の大学に進学することを考えていました。
しかし、自分の実力を試したいという思いから、参加することを決めました。
両親に相談することなく、自分で勝手に応募してしまい、驚かせたことを覚えています。

静岡県から長野県へ自分一人で行かなければならなかったため、新幹線と電車を乗り継いで、4時間ほどかけて行きました。
このようなトライアウトは初めての経験だったこともあり、緊張していましたが、とても楽しむことができました。

そしてその時私は、日本人による指導とアメリカ人による指導の大きな違いを感じ、彼らの熱意あるコーチングに衝撃を受け、アメリカで彼らからサッカーを学びたいという気持ちが、強くなりました。

赤7番

1日目は、ポゼッションやドリブル、パス、シュートなどの基礎練習をやり、2日目は、4チームに分かれ、試合をやりました。
当時英会話の能力は、ほとんどありませんでしたが、アメリカから来日したコーチ陣にサッカーや会話を通して、なんとかして自分の意思を伝えようと努力しました。

2日間のトライアウトが終わり、進路に対する思いが大きく変わっていることを実感しました。そして、1週間〜2週間後に結果の知らせが届きました。

驚くことに、4つの大学からオファーをいただき、その中の2校から、全額免除奨学金オファーを獲得しました。
何事も挑戦してみるべきだなと、この時につくづく思いました。
しかし、オファーを獲得したからといって簡単に入学できるわけではなく、TOEFLとSATという試験のスコアを必要とする大学だったので、2つの大きな壁をクリアしなければいけませんでした。

また高校の成績なども重要でした。
高校の成績は、問題ありませんでしたが、TOEFLの難易度は想像以上に高く、とても苦労しました。

TOEFLについては、馴染みのない方も多いかと思うので次の記事で書きます。

また、この時から自分自身はアメリカへ留学するという決意を固めていましたが、はじめは多くの方から反対があり、悩まされたのを覚えています。
反対を押し切ってまで、行きたいと思ったのには、ちゃんとした理由があり、それについても後日、書こうと思います。

今回は、私のアメリカ留学への第一歩となったトライアウトについて書きました。

最初からアメリカに行きたいと思っていたのではなく、たまたま友達から連絡をもらい、たまたま参加したトライアウトで、思ってもいなかった結果をいただけました。

偶然と奇跡の積み重ねでしたが、ここから私の留学への道がスタートしました。

今後も私の留学経験談や海外生活の様子など書いていくので、読んでいただけると嬉しいです。

米国大学女子セレクションキャンプは現在でも開催されているので、興味があったら、ぜひ調べてみてください。
https://www.yessportsusa.com

読んでいただき、ありがとうございました。