TOEFL対策 スピーキング編

TOEFL

前回、TOEFL対策リスニング編について紹介したので、今回は引き続き、スピーキング編を書いていこうと思います。

以前投稿したTOEFLに関する記事です。興味のある方は、ぜひ見てみてください!
TOEFLとは?
TOEFL対策リーディング編
TOEFL対策リスニング編

TOEFL iBT試験でリーディング、リスニングのあとに行うのが、スピーキングです。
受験者は、それぞれ試験を解く速さは異なるため、リスニング中にスピーキングを始める方もいますし、スピーキングが終わり、最後のライティング問題を解き始める方もいます。
スピーキングは、英語を普段使わない人にとって、1番難しいセッションなので、周りの受験者に気をとらわれず、特に集中することが大切です。

スピーキング力アップの勉強法は、
①日常生活の中で英語を話す機会を増やすこと
②文法にとらわれないこと(伝えたい内容を、知ってる単語を並べて、声に出すこと)
③テンプレートを覚えること

まずはじめに私がやったことは、ネイティブの方とできるだけ多く話すことでした。
母の友達にアメリカ出身のネイティブの方がいたので、英語で必死に伝えていました。
また、学校の英語教師に英語を教えてと頼み、毎日休み時間に勉強を教えてもらいました。
最初は、まったく話せませんでしたが、日々を重ねるごとに少しずつですが、成果が見えてきます。

ネイティブの方と話すことが、リスニング力にもつながる最大の方法ですが、そのような環境ではない方もいると思います。
最近では、Online英会話といって、インターネット上でネイティブの方から英語を教えていただけます。
私自身も、DMM英会話を使って英語を勉強していた時期もありました。
DMM以外にもにもオンラインで英会話を勉強できるものはたくさんあります。
リンクを貼っておくので、興味のある方は、ぜひOnline英会話を楽しんでみてください!

・DMMのオンライン英会話

・トーキングマラソン

・オンライン英会話ボストン倶楽部

・2日間の短期集中英会話キャンプ【 English Boot Camp 】

そして、スピーキング問題での最大の鍵は、テンプレートを覚えておくことです。
テンプレートを覚えることにより、回答を文章の中の空欄に入れるだけなので、本番で焦らず、自信をもって話すことができ、高得点につながると思います。

これは実際に私が使用したテンプレートの一覧です。ぜひ参考にしてみてください。
スピーキング 回答テンプレート

スピーキングセクションでは、6つの問題が出題されます。
話す時間や形式は、それぞれ異なるので、問題一つ一つをよく理解しておくことが大切です。

1. 自分の意見を述べる

1問目、2問目は、自分の意見を述べる問題です。
45秒のうちに、自分の意見とそれをサポートする理由、具体例を述べます。
15秒の準備時間のうちに、ある程度話したい内容をまとめる必要があります。
いくつかの問題傾向と問題例があるので、紹介します。

①賛成・反対を述べる形式

質問に対して、賛成か反対かを主張した後、理由と具体例を述べます。
例)Do you agree or disagree that students wear the school uniform to go to school?
(あなたは、学校に制服を着ていくことに賛成ですか、反対ですか?)

②2択から1つ選ぶ形式

2つの選択肢に対して、より良い選択肢を選び、理由と具体例を述べます。
例)Would you prefer to go to University or not after graduating high school?
(高校卒業後、大学に行くか、行かないか、どちらが良いと思いますか?)

③自由に意見を述べる形式

もし〜だったらどうするかを回答したり、今までの自分の経験したことから回答したりします。
自分の意見をサポートする理由や具体例が必要です。
例1)If your foreign friends come to your country, which place do you suggest they go?
(もし海外の友達があなたの国に訪れるとしたら、彼らに紹介する場所はどこですか?)
例2)Describe the most embarrassing experience in your life.
(あなたの人生で、1番恥ずかしかった経験について述べなさい。)

2. リーディング→リスニング→スピーキング(日常会話)

まず、45秒でリーディングを行います。内容は、学校の規則の変更やキャンパス内の施設建設についてなど、学校からの発表されたものです。
次に、リーディングの内容に関するリスニングが流れます。
ほとんどの場合、リスニングの内容は、学校の発表に対する生徒同士の会話です。
賛成しているのか、反対しているのか、そして、その理由を抑えます。
リスニング中はメモを取ることができるので、重要なポイントを覚えておくことに役立ちます。
最後に、スピーキングです。準備時間30秒、回答時間60秒です。
リーディングの内容を簡潔に説明し、リスニングの内容から、生徒の意見と理由、具体例を述べます。

3. リーディング→リスニング→スピーキング(講義)

まず、2番の問題同様、45秒でリーディングを行います。内容は、マーケティングや生物観察など、学術的なものです。
次に、リスニングが流れます。
リスニングの内容は、教授による、リーディングの内容に関する具体例です。
ほとんどの場合、教授は2つまたは3つの具体例を話します。
最後に、スピーキングです。準備時間30秒、回答時間60秒です。
リーディングの内容を簡潔に説明し、リスニングの内容から、教授によって与えられた具体例とその詳細を述べます。

4. リスニング→スピーキング(日常会話)

まず、生徒たちの会話が流れます。内容は、生徒が持ってるトラブルに対し、他の生徒がいくつかの解決策やアドバイスをするというものです。
リスニングの後、準備時間30秒、回答時間60秒のスピーキングを行います。
生徒のトラブルとそれに伴う解決策を述べ、さらに自分の意見としていくつかある解決策の中から最も良いものを選びます。
その解決策を選んだ理由も述べる必要があります。

5. リスニング→スピーキング(講義)

まず、教授による講義が流れます。リスニングの中で教授は、主題に関する2つの具体例を述べます。
リスニングの後、準備時間30秒、回答時間60秒のスピーキングを行います。
講義の主題、教授によって与えられた具体例と詳細を述べます。
4番の問題形式とは違い、自分の意見を述べる必要はありませんが、リスニングの難易度が上がります。

スピーキングの採点基準は、問いに対して適切で十分な回答ができていること、単語や文法を適切に使用されていることなどが基準です。
1つの問題に対し、0〜4の点数がつけられるため、採点基準により加点・減点されます。

簡潔ではありますが、スピーキングの問題形式をまとめました。
過去問を繰り返しといていくことによって、問題に慣れていくと思います。
紹介させていただいたテンプレートも活用してみてください。

また、YouTube上でも、スーピーキングの練習問題の動画を簡単に見つけることができると思います。
過去の問題を繰り返し解いたり、TOEFLに関するお気に入りの動画をみつけて、英語学習に役立ててみてください。

※ 実際にとても役立った問題集です。

読んでいただき、ありがとうございました。