今回は、大学のスポーツチームへのスポンサーや学校からの支給についてです。
アメリカの大規模なDIV1の大学は、ナイキやアディダスなどの大型のスポンサーと契約しており、毎年たくさんの衣類やシューズが支給されます。
日本では、自分で負担して一式揃える場合が多いですが、アメリカでは一切費用がかからず、支給されたもの全て自分のものとなります。
私が最初に入学したケンタッキー大学は、アメリカの中でも上位にランクインするほど規模が大きい大学で、大手スポーツメーカーのナイキと契約しています。
この写真は、2年間で支給されたものの「一部」です。

- 練習着一式
- Tシャツ類
- トレーナー
- レインコート
- ジャージ類
- ジャケット
- ニット帽
- 手袋
- スパイク
- ランニングシューズ
- スニーカー
- スポーツ用ブラ
- キャリーケース
- ボストンバック
- リュックサック
- 水筒
他・・・。
サイズなどは、事前に伝えますが、支給後に試着してサイズが合わなかった場合でも、担当の方に伝えれば簡単に交換できます。
毎年デザインが代わり、夏用冬用の衣類まで支給されるため、支給されたもののみで生活できます。
しかし、支給される量は、大学の規模や資金によって異なるため、1年目は日本から充分な衣類を持っていくことをおすすめします。
ケンタッキー大学の場合は、スポンサーがナイキなので、学生アスリートはキャンパス内でナイキ以外のブランドを身に付けることは禁止されています。
そこまで厳しくない大学もありますが、アメリカ人は自分の通う大学への愛着心が強いため、他のブランドや大学カラー以外の服や持ち物は、見かけません。
キャンパス内には、大学ブランドの衣類やシューズ、バックなどが売られているショップまであり、全ての学生が、そこを訪れ、購入することができます。
多くの学生が、毎日のように自分の大学ブランドの服を着ています。

アメリカではこのように大学のスポーツチームのために多額の資金が使われています。
その理由は、大学の知名度を上げるために、スポーツに力をいれるからです。
アメリカの学生アスリートは文武両道であることが条件なので、もちろん大学内での位置付けは「最上位」で、日本の大学とは大きく異なっています。
これについても後日、ブログにしたいと思います。
このような素晴らしい環境を与えてくれることに常に感謝をして、残りの大学生活を送っていきたいです。
読んでいただき、ありがとうございました。