前回、TOEFL対策リーディング編について書かせていただいたので、今回は引き続き、リスニング編を書いていこうと思います。
TOEFL iBT試験でリーディングの次に行うのが、リスニングです。
まずは、出題されるリスニング問題の種類と時間についてです。
大きく分けて二つに分けられます。
1つ目は、大学内での会話文で、2つ目は、大学で行われている講義が録音されたものです。
会話は大問2問で、1会話につき5つの問題があります。
講義は大問4問で、1講義につき6つの問題があります。
リスニングでも同様に、ダミー問題が含まれる場合があります。
その場合は、会話+1、講義+2、合わせて大問3問が追加されます。
時間はダミーの有無により60分から90分です。
リスニング力アップの勉強法は、
①耳を英語にならすこと
②リスニング内容の「記憶」でなく、「理解」すること
③メモをうまくとれるようになること
まずはじめに私がやったことは、TED Talksと呼ばれる英語のビデオをひたすら聞き、耳を英語にならすことでした。
このビデオは、教育、ビジネス、科学、技術、および創造性に関する専門家によるもので、英語学習に役立つだけでなく、多くの知識が身につきます。
リンクを貼っておくので、興味のある話題をみつけて、ぜひ、ビデオを楽しんで見てください!
https://www.ted.com/
そして、TOEFLのリスニング中は、自由にメモを取って良いことになっています。
実際にメモを取るか、取らないかは、意見の分かれるところですが、可能な限り高得点を取りたい方に関しては、メモを取ることをおすすめします。
一方でリスニングで満点を目指す方は、より細かいところまで注意を向ける必要があるため、メモを取ることよりも、聞くことに集中するため、メモを取らない場合が多いです。
次にリスニングの内容について、紹介していきます。
会話問題は主に3つのタイプがあります。
1. Office hours(オフィス)
これは、大学の教授のオフィスや教室に生徒が訪れ、教授に質問や相談する内容です。
例えば、レポートのトピックの選び方や課題の期日延長の相談などの内容です。
学生と教授それぞれの主張・提案をよく聞き取り理解する必要があります。
2. 職員への相談
これはOffice hoursの問題に特徴がよく似ています。
例えば、課題に関する質問などのやりとりが学生と、職員との間で行われます。
学生の質問に対して職員が提案をしたり、図書館などで学生がレポートに必要な文献を探しているいった内容があります。
3. 学生同士の会話
この問題では、学生同士があるトピックに関して会話をします。
例えば、図書館での美術品の展示についてや新しい施設の建設についてです。
会話している学生たちが次に何をするだろうかと考えながら聞くことが大切です。
講義問題は主に2つのタイプがあります。
1. 講義
教授が学生に向かって一方的に講義を行います。内容はもちろん学術的です。
教授と学生とのやりとりはないため、状況を理解するよりも講義の内容に集中する必要があります。
2. ディスカッション
教授と学生たちの間でのやりとりが行われます。参加型の授業です。
例えば、教授が学生に対して専門用語の意味について問題を出し、学生の一人が答えるといったやりとりや学生が教授の言っていることをうまく理解できずに質問し、教授が説明するといったやりとりがあります。
YouTubeで、リスニングの練習問題や英語勉強動画を簡単に見つけることができると思います。
お金がかかりませんし、個人的に最高の教材だと思っています。
最後に、受験者はそれぞれ試験を解く速さは異なるため、リスニング中にスピーキングを始める方もいます。
周りの受験者に気をとられないために、特に集中力が鍵となるセクションなので、本番前に、過去問や模擬試験を解いて慣れておくことが大切です。
過去の問題を繰り返し解いたり、TOEFLに関するお気に入りの動画をみつけて、英語学習に役立ててみてください。
※ 実際にとても役立った問題集です。
読んでいただき、ありがとうございました。