アメリカの大学生の1日

留学

アメリカの大学生がどんな1日を過ごしているのか、知りたい方も多いのではないでしょうか。
今回は、私のある1日のスケジュールを紹介します。

しかし、アスリートの学生とそうでない学生の間では、スケジュールや過ごし方の違いがあるので、スポーツをやっているアスリート大学生の1日の例として読んでいただけたら嬉しいです。

では、私の1日を追ってみます!

6: 30 起床

6: 30 ~7: 00 シャワ一、洗面、身支度

アメリカでは朝にシャワーを浴びるのが基本です。
湯船につかる習慣はなく、5分、10分の短い時間でシャワーを浴びます。

7: 00 サッカー練習場に向けて出発

私は車を持っていませんが、多くの学生が車を持っているので、みんなの車に乗せてもらって、グランドに向かいます。

7: 10 ~8: 00 練習準備、朝食

チームのロッカールームには、個人のスペースがあり、自分のロッカーに練習着やスパイクなどを収納しているので、そこで準備を済ませます。
また、キッチン付きのミーティングルームがあり、冷蔵庫や電子レンジも整備されているので、そこで朝食をとります。
ベーグルやトースト、オートミールなど多くの食材に中からその日の気分によって、朝食を選びます。

8: 00 チームミーティング

ミーティングでは、試合の反省や次に戦う相手の分析などを監督、コーチとともに行います。
良いチームを作っていくための大切な時間となり、ほぼ毎日あります。

9: 00 〜12:00 練習

OFFは週に1日で、試合日以外は毎日2〜3時間の練習があります。
試合前日の練習は、セットプレーの確認に多くの時間を使います。
試合後の練習は、試合の出場時間によって、ひとりひとり内容が変わってきます。

12: 00 シャワー、着替え

練習後、ロッカールームに整備されているシャワールームで汗を流します。
そして、授業の準備をします。昼食を食べる時間がないので、サンドイッチやプロテインバーなどを持っていき、授業の合間などに食べます。

12:30〜18:00  授業

日によって、授業の開始時間や内容は異なりますが、私の場合、18時には全ての授業が終わります。

18:00  夕飯

キャンパス内には大きなダイニングが二つあり、お金を払う必要がなく、好きなものを好きなだけ食べることができます。
友達やチームメートと食べることがほとんどです。

19:00〜20:00  Tutoring(個別勉強)

アスリートにはTutoringという個別で勉強を教わることができるシステムがあり(大学によって異なる)、授業内で聞けなかった質問や課題など、担当の教師と1対1で、勉強することができます。

20:00〜21:00  フリータイム

帰寮してシャワーを浴び、ルームメートと話したりPCや携帯をみたりして自由な時間を過ごします。

21:00〜23:00  勉強

自分の部屋や図書館で勉強します。図書館には、多くの学生が勉強をするために集まります。
毎日、多くの課題があり、また次の日の授業の予習もしなければなりません。
特にリーディングの課題は、量も多く、留学生である私にとって一番追い込まれる課題です。
テストが近い時は、日付が変わる頃まで勉強します。

23:00(24:00) 就寝

こんな感じで、私の1日が終わります。
スポーツをやっている学生は、午前か午後に練習があり、半日のみで、充分の単位を取らなければなりません。
必然的に、授業の合間は、10分間の移動時間のみになってきます。

また、アメリカの大学生活は、寮と教室、図書館を行き来することに明け暮れます。
課題量や勉強量は、おそらく日本の大学生とは比べものになりません。
多くの学生は、バイトに費やす時間などなく、勉強で精一杯です。
とても忙しい毎日ですが、充実した学校生活を送っています。

また、週末や金曜日の夜は、勉強を忘れ、友達と遊んだり、パーティーに行ったり、思いっきり楽しみます。
アメリカ人は特にONとOFFの切り替えが明確で、尊敬できるところでもあります。

今回は、1日のスケジュールを紹介しました。
毎日、多くのことを学び、多くの経験をして、充実した日々を過ごしています。

読んでいただき、ありがとうございました。