TOEFL合格までの道のり

TOEFL

前の記事でTOEFLとは、どのような試験なのか、簡単に説明しました。
今回は、私が実際に行った勉強法と合格までの道のりを書いていきます。

アメリカの大学は入学時期が、9月と1月と2回あり、私は9月入学を目標としていました。
大学側は、6月下旬までTOEFLの結果を待ってくれるという条件で、もしそれまでにクリアできなかった場合は、大学付属の語学学校に1年間通ってからの入学になるとのことでした。

なんとしても9月に入学したかったため、TOEFL合格に向けた私の猛勉強が始まります。
私にとってアメリカ大学への進学の一番の試練がTOEFLでした。

私が進学したケンタッキー大学は、TOEFL 71点(120点満点)を取得する必要がありました。
当時は学校で習った英語の能力しかなく、TOEFLの知識もなかったので、なにから勉強して良いのか、全くわからない状態でした。

また、高校在学中はで学校の勉強と部活で精一杯だったので、TOEFLの勉強をなかなかスタートできずにいました。

本格的に勉強を始めたのは、高校三年生の最後の大会(1月)を終えた後でした。
大会が終わると同時に、勉強に対する焦りとアメリカに行きたいという思いが、自分の頭の中でいっぱいになり、自然と勉強に切り替えることができました。

TOEFLの形式を知っていこうと思い、過去問を解くことから始めました。
初めて過去問を解いた時、衝撃を受けました。

まったくわからない・・・

見たことのない単語がずらりと並んで、ただアルファベットを眺めているだけでした。
まずは、問題の傾向や仕組みを知り、時間があれば単語帳のページをめくっていました。
YouTubeにも、TOEFL対策の動画はいくつかあり、重要単語を読み上げてくれる動画を寝る前に流し、そのまま就寝していました。

1日の生活は、朝6時に目を覚まし、朝ごはんを食べ、勉強(午前の部)が開始されます。
12時になると昼食で1時間ほど休憩を取り、それが終わると、また勉強(午後の部)が始まります。
そして、両親が6時半頃に仕事から帰宅し、夕飯を一緒に食べ、さらに12時まで勉強(夜の部)という毎日でした。

たまに疲れて寝てしまうこともありましたが、入学までの時間がなく、かなり追い込まれた状況だったので、ここまで頑張ることができたのだと思います。
しかし、点数に伸び悩んでいたこともあり、自主勉強だけでは間に合わないと思い、TOEFLを勉強できる場所を探しました。

私の住んでいた静岡には、TOEFLを学べる環境がなく、東京新宿にあるイングリッシュイノベーションズというTOEFL専門の語学学校に2ヶ月間、通うことを決めました。

そして、東京にある親戚の家に下宿し、イングリッシュイノベーションズでTOEFL対策を徹底して行いました。

左から2番目

この期間は大好きなサッカーを忘れ、友達との連絡を一切とらず、携帯を触ることなく、勉強だけに集中していました。
実際の試験を何回も受験し、結果を確認し苦手な部分を見直し復習する、その繰り返しでした。試験結果はどんな点数であっても、毎回大学に送っていました。

先の見えない勉強に、精神的にも追い込まれていたことを覚えています。
自分の部屋の壁に目標スコアを書いた紙をはったり、お守りをぶら下げたり、不安定な状況の時でも、アメリカでの大学生活を想像すると、頑張ることができました。

ある日、いつものように勉強を終えてベットに入ると、ケンタッキー大学からの合格通知のEメールが届きました。
私は間違いだと思って、何度も読み直しました。
嬉しい気持ちと信じられない気持ちでいっぱいでした。

一番感謝しなければいけない人は、両親です。
私が追い込まれてる時でも、スコアに伸び悩んでた時でも一番近くで応援してくれていました。
あの時、両親の支えがなかったら、今どんな自分がいるのか想像できません。

お父さん、お母さん、本当にありがとう。

もし、TOEFLの勉強で悩んでる方やこれから受けようと思っている方がいたら気軽に連絡してください。
私自身、まだまだ未熟ですが、いち経験者として、なにか力になれればいいなと思います。

最後に、大学1年目の時に受けたインタビューの記事のリンクを貼っておきます。
TOEFLについて、海外生活について触れているので、ぜひ、読んでいただけたら嬉しいです。
https://t.co/4zqfG8BiH4

そして、アメリカ進学への道を誰もが賛成したわけではありません。
反対を押し切ってまでアメリカに来た理由、そのことについて、次の記事、書いていきます。

読んでいただき、ありがとうございました。

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