4月8日、私はついにコロナウイルスに感染してしまいました。
感染経路としては、チームメートがどこかからコロナをもらってきて、チーム全体に広がったという感じです。
私以外にもルームメートを含め、10人近くが一斉に感染してしまいました。
1番悔しかったのは、隔離中に、トーナメントの決勝戦がおこなわれ、私を含め多くの選手が出場できなかったことです。
試合も負けてしまい、シーズンも終了となってしまいました。
コロナパンデミックはグローバルな問題であり、仕方のないことですが、かなり悔しかったです。
PCR検査は、結果に数日かかることもありますが、それとは別に、迅速抗原検査(Rapid Antigen Test)という検査があり、検査後10分から20分で結果が出ます。
シーズン中だったので週に2回程度、迅速抗原検査を受けていました。
1人目のチームメートの陽性が発覚した日、私は陰性結果でしたが、一日中具合が悪く、ベットから起き上がれませんでした。
寒気がして、頭に氷を当てていないとどうにかなってしまいそうな状態でした。
体温計を持っていなかったので熱を計ることができませんでしたが、おそらく熱もあったと思います。
ルームメイトは私ほど症状は重くありませんでしたが、明け方にひどい頭痛があったようです。
次の日の朝、もう一度検査に行き、迅速抗原検査、PCR検査ともに、陽性結果が出ました。
症状は軽くなりましたが、咳がひどく、また全身筋肉痛のような倦怠感がありました。
陽性結果が出た場合、自宅またはホテルなどで10日間の隔離をしなければいけません(以前は14日間でした)。
ホテルまでは車で10分ほどで、トレーナーが送迎を行ってくれました。
ホテルでは、一歩も外に出ることが許されず、また人との接触は一切できません。
食事は1日3回部屋の前に置かれ、ノックで知らされます。
そして、10日間の私が経験した症状です。
1日目(検査で陽性、ホテル移動)
症状:咳、倦怠感、全身の痛み
2日目
症状:咳、熱、倦怠感、全身の痛み、頭痛
3日目
症状:咳、熱、倦怠感、全身の痛み
4日目・5日目
症状:咳
6日目
症状:咳、熱、頭痛
7日目
症状:咳、熱、倦怠感
8日目・9日目・10日目
症状:咳
10日間の隔離生活を終えると、もう一度検査を受け、陰性であることを証明する必要があります。
ホテル近くのクリニックで検査を受け、陰性であったため、無事寮に戻ることができました。
まだ咳の症状がありましたが、多くのコロナ感染者は、10日間の隔離生活が終わっても咳が続くことが多く、完全に治るのには時間がかかることがあります。
実際に私も、完全に症状がなくなったのは、隔離生活を終えて1週間後でした。
コロナウイルスの主な症状は、発熱、空咳、倦怠感、喉の痛み、下痢、頭痛、味覚または嗅覚の消失などですが、症状の重さ、種類は人それぞれで、なにも症状が出ない人もいます。
私の場合、かなりひどく、味覚以外のほとんどの症状が出ました。
また、午前中は元気だったのに午後から熱が出始めたり、1日2日元気だったのでもう大丈夫かなと思ったら、3日目に具合が悪くなったり、体調が急変するので、10日間安静にすること、また、体調の変化を誰かに伝えることが本当に大切です。
1度コロナに感染すると免疫がつくため、2度目の感染率は低いと言われています。
また、アメリカでは、もうすでに多くの人がワクチンを打っており、無料で提供されているため、今後もワクチン接種者が増えていくと思います。
私も夏休み中にワクチンを接種する予定です。
ワクチンについての経験や情報なども、ブログに書いていきたいと思います。