カリフォルニアで夏休み満喫中

留学

私は今、残りの夏休みを満喫するために、カリフォルニアに滞在しています。
WPSLが7月の上旬に終わり、学校に戻るまで時間があるので、カリフォルニアの大学に通うハワイ出身の友達の自宅に滞在しています。

友人宅は、カリフォルニアのロマリンダ(Loma Linda)という街にあります。ロマリンダはスペイン語で「美しい丘」という意味を持ち、ロサンゼルスから東に車で1時間程の距離に位置しています。ロマリンダの街の特徴の一つは、住民の3人に1人はキリスト教の一派であるセブンスデー・アドベンチスト教会の信者であることです。私の友人の姉もキリスト教を信仰しています。

先週、彼女に連れられて初めて教会に行ってきました。ためになるお話を聞けたり、色々な方々と交流できたり、とても素敵な場所でした。また、ロマリンダの中心にあるロマリンダ大学はこの教会によって設立され、街中だけでなく、キャンパス内にも教会があるそうです。

そして、もう一つの特徴は、『長寿の町』として有名なことです。健康的な生活を目指して菜食主義を推奨しており、お酒とたばこは厳禁のようです。そのような健康で長寿な人々が数多く居住する地域はブルーゾーン(Blue Zone)と呼ばれており、アメリカでは、この街だけがブルーゾーンに登録されています。

アメリカのカリフォルニア州のロマリンダ、イタリアのサルデーニャ島、コスタリカのニコヤ半島、ギリシャのイカリア島、沖縄の大宜味村が世界5大長寿地域です。長寿の街と呼ばれる背景には、適度な運動や食事はもちろんですが、そのなかでも「信仰」「家族」「人とのつながり」なども大切にされていることが挙げられます。

気候は、年間を通してほとんど雨が降りません。カリフォルニアにきてから1週間経ちましたが、天気が悪くなることはなく、天気予報を見るかぎり今後も雨が降ることはなさそうです。夏場は日中40℃を超える日が続くので、熱中症には注意することが大切です。

家から車で5分10分の場所には、ロマリンダ大学、病院、ショッピングモールなどがあり、とても安全な地域です。また、家から歩いて5分のところには、フルダ・クルックス・パーク(Hulda Crooks Park)という公園があり、夜になると、夕陽や夜景がとても綺麗に見えます。公園からキャニオンにつながるトレイルがあり、そのトレイルは隣町までずっと続いています。

歩いたり走ったりする人だけでなく、マウンテンバイクなどで山道を駆け上がる人も多くいます。そして、狐やハイエナなどもよく見られるそうですが、人間のことは恐れているため、身の危険はありません。しかし、犬や猫などを近くに連れてきてしまうと、食べられてしまうこともあるそうです。

カリフォルニアに来た翌日に、海辺に向かって1時間から2時間車を走らせ、Doheny State Beach(ドヘニー・ステート・ビーチ)というビーチに行きました。

このビーチは、カリフォルニアで最も人気のある州立ビーチの1つであり、年間100万人近くの訪問者が訪れるそうです。北端に日帰りサーフィンビーチがあり、ピクニック施設とバレーボールコートのある広大な芝生があります。この日、人生初めてのサーフィンに挑戦しました。恐怖心はあったものの、何回か波に乗れてとても楽しかったです(まだまだ練習が必要ですが)。

カリフォルニアの交通量は多く、頻繁に渋滞になるので、常に時間に余裕を持って、予定を立てることが大切です。残りの夏休みも楽しんで、たくさんの思い出を作りたいです。

読んでいただき、ありがとうございました。