TOEFL対策 ライティング編

TOEFL

前回、TOEFL対策スピーキング編について書かせていただいたので、今回は最後のセクション、ライティング編を書いていこうと思います。

以前投稿したTOEFLに関する記事です。興味のある方は、ぜひ見てみてください!
TOEFLとは?
TOEFL対策リーディング編
TOEFL対策リスニング編
TOEFL対策スピーキング編

TOEFL iBT試験でリーディング、リスニング、スピーキングを終え最後に行うのが、ライティングです。
ライティング問題を終えて、試験終了となります。
受験者は、それぞれ試験を解く速さは異なるため、スピーキング中にライティングを始める方もいます。
文章を書いている間に、他の受験者の声が聞こえてくる、という状況があるかもしれません。
何時間にもわたる試験で、疲れているかもしれませんが、最後まで気を抜かず、集中することが大切です。

まず、ライティングの問題形式を紹介します。
問題は、2問のみです。

1. リーディング→リスニング→ライティング

まず、リーディングの時間が3分間与えられます。
リーディングの内容は経済、政治、天文学、歴史など様々で、大学の授業や講義をに基づいたものになっています。
ここで押さえておくべきポイントは、リーディングは4つのパラグラフ(段落)で構成されていることです。
筆者の主張が最初に書かれており、その理由が1段落に1つずつ書かれています。

メモを取ることができるので、簡潔にまとめておくことも良いかもしれません。
次に、教授の講義を聞きます。リスニング時間は2分程度です。
内容は、ほとんどの場合、リーディングの筆者の主張に反対する内容です。
つまり、リーディングまたはリスニングのどちらか一方を理解できていたとしたら、もう一方を予測できるということです。最後に、20分間のライティングです。リスニングで聞いた講義のポイントが、リーディングの内容をどのように反対したかをまとめます。
リーディングとリスニングの構成と同じように、4段落で構成します。第1段落:筆者の主張・意見
第2段落:理由1
第3段落:理由2
第4段落:理由3

そして、1番大切なことは、リーディングとリスニングの両方の内容を要約することです。
それぞれの主張と3つの理由をそれぞれの段落に分け、まとめるだけです。
自分の意見は一切書く必要がありません。

2. ライティングのみ

TOEFL試験最後の問題は、とてもシンプルであり、自分の意見を文章にする力が求められます。
出題された問題に対して30分で自分の意見や主張を具体例とともに書きます。

文章構成がとても大切です。5つの段落で書くのが一般的です。
2〜3段落は、ボディーパラグラフと言われ、特に詳しく論理的に書く必要があり、1番重要な部分です。
第1段落:自分の意見
第2段落:理由・具体例1
第3段落:理由・具体例2
第4段落:理由・具体例3
第5段落:結論

問題は2種類に分かれます。
①2つの選択肢から1つ選ぶ問題
例)Same people refer to eat at restaurants. Other people prefer to prepare and eat food at home. Which do you prefer? Use specific reasons and examples to support your opinion.

②自分の意見を問う問題
例)Many people visit museums when they travel to new places. Why do you think people visit museums? Use specific reasons and examples to support your opinion.

私は、ライティングのためにテンプレートは使っていませんでしたが、中にはテンプレートを使う方もいます。
自分に合った方法を見つけてみてください。

まずはじめに私がやったことは、ネイティブの方に自分の文章を添削してもらうことでした。
学校にネイティブの英語教師がいたので、毎日ノート1ページ分の英語で書かれた文章を添削してもらいました。
最初は、ノートが添削で使われた赤のペンでいっぱいでしたが、日を重ねるごとに少しずつ、添削が減っていきました。
添削をしてもらうことによって、文章の構成を理解したり、文法の間違いを発見できたりしました。
ここで身についたことが、大学の課題にとても役立っています。

私は、毎日最低1つの文章を書いていました。
試験中は時間が限られているので、文章の構成や内容を考えているひまはありません。
問題に対しての自分の主張とその具体例を、時間をかけずに思いつく必要があります。
そのために、色々な問題に慣れて、多くのアイディアを持っておくことが大切です。

そして、ライティング問題での最大の鍵は、タイピングの練習です。
試験は、パソコンで行われるため、キーボードの慣れておく必要があります。
練習のとき、実際にパソコンを使うことをおすすめします。
高校時、パソコンを使う機会があまりなく、タイピングがとても遅かったのですが、毎日キーボードに触れていると、確実にタイピングが速くなります。
タイピング練習のゲームなどもあるので、時間があるときや勉強で気が散った時などにやってみると、楽しいかもしれません。

最後に、1点でも多く点数を取るために、タイムマネジメントはとても重要です。
最後に見直しの時間を確保することによって、スペルミスや文法ミスに気づくことができるかもしれません。

ライティングの採点基準は、問いに対して適切で十分な回答ができていること、単語や文法を適切に使用されていること、文章構成などが基準です。
1問目では、200〜250字、2問目では、300〜350字が理想と言われています。
文字数は多ければ多いほど良いというわけではなく、要点をしっかり捉えていることが大切です。

以上で、TOEFL対策の記事は終わりです。
TOEFLについての質問がありましたら、気軽にご連絡ください。

以下は私が実際に使用していた問題集です。


今後も、TOEFLについて伝えたいことがあれば、ブログに書いていきたいと思っています。

読んでいただき、ありがとうございました。