全米大学最高峰のバスケットボール:ケンタッキー大学

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2月29日、ケンタッキー大学バスケットボールチームの試合が行われ、初めて試合観戦に行ってきました。

今までバスケットボールの試合を実際に見たことはありませんでしたが、バスケの面白さを知り、また会場の雰囲気に感動し、もう一度見たくなりました。

試合が行われたRupp Arena(ラップ・アリーナ)という会場は、コンサートやショーなども定期的に行われますが、ケンタッキー大学の男子バスケットボールのホームコートとしても使われています。

大学バスケットボール界で全米2位の大きさであり、20,500人以上を収容できます。
29日の試合では、20,638人を収容しました。

ケンタッキー大学の生徒だけでなく、ケンタッキー大学を応援する地元の方々やバスケットボールのファンの方々で、会場が満席になります。

試合開始30分前の会場の様子

日本では考えられないかもしれませんが、観戦するのにチケットが必要で、一般だと50$(5500円)から100$(11000円)ほどの値段です。
ケンタッキー大学の生徒であってもチケットは必要で、生徒の場合は11$(1200円)で購入することができます。

会場には、売店やグッズなどが売られており、大学スポーツとは思えないほどの規模の大きさです。

ケンタッキー大学バスケットボールチームは通称ワイルドキャッツと呼ばれ、史上1位の勝利数を誇る大学バスケットボール界屈指の名門校です。
ケンタッキー大学は昔から数多くのNBA選手を輩出し、現在では「NBA選手の養成所」とも呼ばれる程、NBA選手が生まれています。

私が観戦した29日の試合でも、73−66で見事勝利し、カンファレンス(リーグのようなもの)のチャンピオンとなりました。

また、ケンタッキー大学男子バスケットボール部は多くの有名監督によって指導されてきました。
現在の監督ジョン・カリパリは、2009年に採用され、8年間で31.6億ドルの給料で契約をしており、これもまた、全米カレッジバスケの監督の収入で群を抜いています。

彼は、一年間で最も優れた監督に与えられるNational College Coach of the Yearという名誉を3回受賞されており、チームを全米チャンピオンにも導いています。
ワイルドキャッツファンもまた全米では類をみない特別な存在です。
“Big Blue Nation”という言葉があり、生徒だけでなく、ファンを含め、すべての人がバスケットボールチームを応援しています。
アウェイゲームでも、どんなに遠くてもケンタッキー側の席は全部売りつくしてしまうほどです。
最後に、スポーツイベントには欠かせないのは、チアリーディングです。
ケンタッキー大学チアリーディングチームも、1985年以来17回も全国優勝を果たしています。
ここでも、全米一の実績を誇るのはケンタッキー大学なんです。
ケンタッキー大学バスケットボールチームとそれを支える環境や大学の施設は、全米最高峰といっても過言ではありません。
コロナの影響で全米大会が中止となってしまいましたが、2020年NBAドラフトにもケンタッキー大学の選手が選出されているので、大注目です!
次は、コロナウイルスが全世界、全米にもたらした影響について書いていきます。
読んでいただき、ありがとうございました。