ホイアンに来たら、ぜひ訪れて欲しい観光スポットを紹介します!
ホイアンは、ベトナム戦争で攻撃を受けなかったため、古い建物が多く残っています。
16世紀から現在まで400年以上も変わらない街並みが残されていると言われています。
そのため、1999年に世界文化遺産として登録され、昔ながらの古き良き街並みを残すために、入場チケットが必要です。
この入場チケットは、ホイアン旧市街にある観光スポットのうち「5つ」選び入場できます。
チケットが買える場所は旧市街にいくつか設けられているので、簡単に見つけることができます。
約600円で購入でき、チケットと一緒にパンフレットも渡されました。
チケットの右半分が五枚つづりになっており、訪れた場所の入り口で提示すると、ハサミで一回分が切り取られ、回収されるという仕組みになっています。
今回は、私が訪れた5つの観光スポットを紹介します!
①福建會館
「福建會館」は、250年ほど前に、中国福建省出身の家族が建てた建造物です。
寺院のように見えますが、日頃から華僑たちの集会場としてよく使われていた場所だそうです(現在は寺院として使われています)。
最大の魅力は、豪華な門構えですが、奥に進んでみると万里の長城のミニチュアなどがあり、記念撮影を楽しむ方も見られました。
②タンキーの家(進記家)
ホイアンで一番最初に世界遺産に登録されたと言われる進記家は、200年以上前に建てられました。
最大の特徴は、日本、中国、ベトナムに加え、西洋文化も組み合わされた建築様式です。
内装は当時のままで、ホイアンの一般住宅の間取りを知ることができます。
現在でも進記家の血筋がここで暮らしているそうです。
③フーン・フンの家(馮興家)
現在もなお、子孫が実際に生活しているフーン・フンの家ですが、観光客向けに一般公開もされています。
貿易商人の家で、ベトナム・中国・日本の建築様式が取り入れられており、中庭がついている家を建てるほどの財力があったそうです。
建物の奥に進んでみると、応接室とお土産売り場があるだけでなく、2階には大きな祭壇とテラスがあります。
黒い外観に赤いランタンが飾られているので、すぐに見つけることができます。
④海のシルクロード博物館 (貿易陶磁博物館)
ホイアンは、かつて国際貿易港としてベトナムの物流において大切な役割を担っていました。
この博物館には、当時の多くの交易品や発掘品などが展示されています。
特に興味深かったのは、ベトナムの主な輸出品であった陶磁器の歴史が地図などにまとめられていたことです。
フーン・フンの家同様、2階のテラスからホイアンの街並みを楽しむこともできます。
⑤日本橋(来遠橋)
日本橋は、ホイアンの最も有名な観光スポットと言われています。
かつて多くの日本人がホイアンで暮らしており、この橋は日本人街と中国人街を結ぶために16世紀末に日本人が建設した石橋です。
内装は日本と中国の様式を用いて造られており、航海の安全祈願の寺院があります。
橋の中のランタンには日本語で「ホイアン」と書かれている物もあり、日本とベトナムの友好関係も感じることができます。
おまけでもう一つ。
リゾート気分を味わいたい方におすすめなのが「クアダイビーチ」です。
このビーチは、ホイアン市街からタクシーやバイク、自転車で行ける海水浴場です。
ホテルで自転車をレンタルして、15分くらいでビーチに行くことができました。
ビーチまでの道中は、自然と田園風景が続く田舎らしい光景を眺めることができ、田舎っ子の私にはぴったりの景色でした。
特に欧米人が多くみられ、椅子に寝そべって日焼けをしている方や綺麗な海で思いっきり泳いでいる方など、さまざまな楽しみ方で有意義な時間を過ごしていました。
近くに水着売り場があるだけでなく、ビーチボールやサーフボードなど購入することができます。
また、2000円程度でジェットスキーも体験できるそうです。
砂浜沿いには、カフェ・レストランがたくさん並んでいるので、ビーチで食事を楽しむこともできます。
ホイアンには、世界遺産目当てで訪れる方が多い印象ですが、ビーチでリゾート気分も味わうこともできます。
観光名所巡りだけでなく、ビーチで疲れた身体を癒すことができるのもホイアン観光の魅力の一つです。
今回は、ホイアンの観光スポットを紹介しました。
ずらりと並んだ黄色の木造家屋に色とりどりのランタンが映え、どこ切り取っても絵になる景色ばかりでした。
次回は、世界遺産の街「ホイアン」を離れ、「フエ」に向かいます!
読んでいただき、ありがとうございました。