もっと大切に。

留学

最近、私が暮らす大学の寮で、こんなことがありました。

私のルームメートは、イギリス出身のチームメートの一人で、夕飯も毎日一緒に食べ、夜は一緒に映画を見て、とても楽しく生活しています。
しかし、隣の部屋に住む2人のチームメートの関係が悪化して、片方が違う寮へお引っ越ししてしまいました(寮は2人部屋)。
相手の些細なことが気になってしまったり、些細なことから言い合いが始まってしまったりと、今も仲直りできていないようです。
2人とも私たちの友達なので、相談にものっていましたし、なんとかしようと試みましたが、うまくいかず、このような結果になってしまいました。
今まで、自分自身、人間関係に悩んだことはなく、初めての経験だったので、どうすることもできず、今でもなにか解決策があったのではと考えてしまうことがあります。

この状況を第三者として見ていて、「どんな人であっても、誰かにとって大切な人」であって、相手を悪く言ったり、傷つけたりしてはいけないなと感じました。
喧嘩したり、相手に怒りを感じる時があったり、どんなに理由にせよ、大切な人の悪口は、聞きたくないですし、それを聞いていい気持ちになる人なんていないと思います。

生活している中で、理不尽なこと、酷いこと、傷ついたこと、そう感じることがあるかもしれませんが、それらは全て自分が決めている感情だと思います。
例えば、ふられて傷ついたとしても、周りの人から見たら大したことなかったり。
物事に良い悪いはなく、それを決めているのは自分の感情であって、起きたという事実しかありません。
もちろん、悲しんでいる人や辛いと感じている人には、共感し、寄り添ってあげることは、とても大切なことだと思います。

私が言いたいことは、時に悪口を言いたくなったり、すごく傷ついたりしたことは、あるかもしれませんが、「どんな人でも、誰かにとって大切な人」と考えると、感情をグッと抑えることができるということです。
そして、嫌な人・苦手な人を恨んだり、悪口を言ったりしている時間は、何よりも無駄な時間だということです。

「どんな人でも、誰かにとって大切な人」
どんなに嫌いな人でも、苦手な人でも、傷つけられた人でも、その人は誰かにとって大切な人です。常にそう考えると、家族、友人、何かのご縁で出会った人たち、みんなのこともっと大切にしなきゃと思いますし、悲しませたり、傷つけたり、絶対にしたくないです。

そして、私は私を大切と思ってくれる人のために、幸せでいたいなと思いました。
だから、いま私のブログを読んでくれた方々も、頑張りすぎないで、悩みや不満を抱え込まないで、幸せでいてほしいなと思います。

隣に住むチームメートが、離ればなれになってしまって、私も少し寂しくなったので、こんなブログを書いてしまいました。

読んでくださり、ありがとうございました。