また隔離生活やってます。。。

留学

久々の投稿になってしまいました。。。
秋学期が終わり、冬休みのため、先週日本に帰国しました。
今回の記事は、帰国後の隔離生活についてです。

11月30日にオミクロン株が初めて日本で発見されてから、日本への入国者に水際対策の措置が行われています。
コロナパンデミックが少し落ち着いてからは、規制が緩んでいましたが、現在はさらに厳しくなっています。

まず帰国するにあたって、PCR検査の陰性証明書が必要です。
以前は、陰性であることを何らかの形で証明すれば入国できましたが、現在は厚生労働省の所定フォーマットで陰性証明書を発行しなければなりません。
その証明書の発行は日本独自のものであるため、発行できる機関が限られており、さらに費用がPCR検査も含めて300ドル(35,000円程度)かかります。
実際に私は、出発の2日前にマンハッタンにあるジャパニーズメディカルケアという日本人向けの病院に行き、陰性証明書を用意しました。

その他に質問票や契約書などの書類が必要ですが、それらの書類は帰国の際に機内で配られるので、到着までに記入します。

到着後の空港では書類検査やPCR検査、SOSアプリの登録などを行います。
私が帰国の際に乗った飛行機は、15時に到着しましたが、全ての過程を終えた頃には、すっかり日が暮れていました。
以前は、公共交通機関を使用しなければ、家に帰ることが許可されていましたが、現在は出発場所によって政府指定施設で3〜10日間の隔離生活を送らなければいけません(アメリカからの出国の場合、州によって措置が異なる)。

その後、1時間バスに揺られ、到着したのは、埼玉県にある税務大学校の和光校舎でした。
到着後も、施設の利用事項の説明や登録などがあり、部屋でゆっくりできた頃には22時を回っていました。

部屋は大学の寮だけあって、シンプルな作りでベット1つだけがポンと置かれていました。
テレビはありませんでしたが、Wifiの貸し出しがあったので、隔離中の暇な時間は映画を見て過ごすことができました。

8:30、12:00、18:00の1日3回、お弁当が部屋の外のドアノブにかけられており、「配食しましたのでお取りください」というアナウンスの後に、受け取ることができます。
ほとんどが、お米と魚(たまに肉類)のシンプルなお弁当でしたが、3日目の朝食にエッグサンドウィッチが配食されて、それだけで少し幸せな気持ちになりました。



もちろん施設からは外出できないのですが、家族からの差し入れやデリバリーなどのサービスを利用することはできます。
注文後に居室内の電話を使い、コールセンターに注文内容や到着予定時間を伝えれば、職員の方が各部屋まで配達してくれます。

また、タオルやトイレットパーパーなどが不足した時も、コールセンターに伝えれば、すぐに届られてドアノブにかけてくれます。
帰国者も入国するためにやらなければいけないことがたくさんあり、疲れを感じる方もいらっしゃるとは思いますが、少しでも快適に過ごせるように動いてくださる職員の方への感謝の気持ちを忘れてはいけないと思いました。

最終日にPCR検査を行い、検査結果が陰性の場合退所することができます。
朝7時に検査を行いましたが、結果が出たのは15〜16時で、羽田空港行きのバスは17時に出発しました。
19時ごろに羽田空港に着き、そこでやっと家族に会うことができました。

隔離期間は14日間なので、現在も自宅で隔離を続けていますが、母の美味しいご飯が食べれますし、自分のベッドで寝ることができるので、リラックスして快適に過ごせています。
隔離期間が終わるのが待ち遠しいです。

次回のブログでは、帰国者全員にインストールが強制される、位置情報・健康状態の報告アプリ「MySOS」について紹介します。

読んでいただき、ありがとうございました。