2020年の隔離生活総まとめ

留学

なんと!2020年の内に2週間の隔離生活を5回も経験しました。
今回はこの隔離生活について書きます。

2020年は年初から新型コロナウイルス感染拡大に翻弄され、大変な1年になりました。
東京オリンピックをはじめ、様々なイベントが中止され、人と会う機会が少なくなり自宅にいる時間が増え、いろいろなことが大きく変わっていきました。

私の留学先であるアメリカは、特にコロナウイルスの感染者が多く、アメリカ国内だけでなく世界中に大きな影響を与えました。

まず1度目の隔離生活は、昨年3月上旬です。
友達と情報交換はしていたものの、異例の出来事だったので、何が起きたのかも把握しきれていない中、大学の寮で隔離生活が始まりました。
授業はすべてオンラインになり、外に1歩も出ることができませんでした。
もちろんサッカーの練習はありませんでしたが、学期がまだ終わっていなかったので、授業に集中し勉学に精を出していました。
当時は、すぐおさまるだろうと、軽い考えを持っていましたが、新聞やインターネットからたくさんの情報を収集し、ニューヨーク州の状況や経済崩壊を知ってから、危機感を持つようになりました。

2度目は日本での隔離生活です。
学校自体が閉鎖してしまったため、留学生は帰国を余儀なくされました。
帰国して羽田空港でPCR検査を受け、2時間ほど結果を待ち、陰性だったので家族の送迎で自宅に戻ることができました。
(この時は、空港では鼻咽頭検査が行われていました。現在は、唾液検査です。)
自宅だったのと、家族が一緒にいてくれたため、あっという間に2週間が過ぎてしまいました。
外に出たい気持ちはありましたが、家での生活は快適でゆっくりできたので、苦ではありませんでした。

隔離後は、外出を楽しみました!

3度目の隔離生活は、秋学期(9月から)のためにアメリカに戻った時です。
入国に検査結果は必要ありませんでしたが、入寮後に、PCR検査を受けました。
陰性でしたが、やはり14日間隔離生活をしなければいけませんでした。
その時はNetflixで映画を観まくり、家族や友達と電話で話して…と、その繰り返しでした。
食事は、1日3食、部屋のドアの前に置かれていました。(大学側が用意してくれたもの)
サンドウィッチやハンバーガー、パスタ、サラダなど、毎日いろいろな種類の食べ物が届けられました。
渡米後だったので、荷物が少なく、足りないものが多く、とても不便だったのを覚えています。
布団セットも注文して届いていない状態だったので、薄いブランケットを引いてうずくまって寝ていました…。
5回の隔離生活のうち、一番大変な14日間だったと思います。

配達される食事。。。

4回目の隔離生活は、10月の中旬です。
学期が始まり、大学内で一気にコロナウイルスが広がりました。
各チームで5人以上での食事、外出を控えることや友達の部屋に行かないことなど、規制が作られました。
しかし、秘密でパーティーを開催されていたらしく、そこに何人かのチームメイトが行ってしまい、コロナに感染してしまいました。
初めは、2人ほどでしたが、チーム内に広がり、チームメイトの半分以上が陽性になってしまいました。
私自身もルームメイトも陰性だったのですが、全員隔離生活を行うことになりました。
3回の隔離生活の経験を生かして、必要なものをしっかり持っていきました。
毛布や衣類、洗面用具はもちろん、ベッドランプなども快適に過ごすために必要です。

そして、最後の隔離生活は、帰国後です。
大学で一気に感染者が増えたため、学校がシャットダウンされ、また帰国することになりました。
この時も、空港でPCR検査を受け、結果を待ち、自宅で14日間過ごしました。
一番大変だったのは、学期がまだ終わっていなかったので、オンラインで授業を受けなければいけなかったことです。
13時間の時差があるので、日本での授業は夜中(11pm〜6am)に受けていました。
隔離生活自体は14日間でしたが、授業が12月の半ばまであったので、オンライン授業の方が大変でした。

春学期のために先週アメリカに戻りましたが、その時は4日間だけだったので、あっという間に過ぎてしまいました。

増え続けるコロナに加えて、各国で発見された変異種の存在、今後どうなっていくかは予想がつきませんが、このような状況の中でもできることを精一杯やって、たくさんのことに挑戦していきたいです。

みなさんも健康に気をつけて、素晴らしい1年にしてください!!

隔離することを「quarantine」と言います。
I was quarantined for two weeks with COVID-19. (私はコロナのために2週間隔離された。)
隔離生活を終えた時は、「out of quarantine」 というフレーズを使うことができます。

読んでいただきありがとうございました。