コロナ禍で渡米

留学

コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、2月から始まる春学期のため、アメリカに戻りました。

渡航客の移動は禁じられていますが、留学生は、I-20という入学許可証を持参していれば、このような状況の中でも移動できます。
もちろんオンラインで授業を受けられるので、留学先の地に行かず自国に滞在している留学生もいますが、アスリート学生(スポーツをやっている学生のこと)は、シーズンや練習があるので、戻らないという選択肢はありません。

渡航に関しては、国によっても州によっても規制が違うので、事前にしっかり確認しておくことが大切です。

以前は、PCR検査の結果があるなしに関わらず、14日間自宅またはホテルなどでの隔離が要請されていましたが、ニューヨーク州は現在緩和されており、陰性の検査結果があれば、4日間のみの隔離になります。ただし、ニューヨーク州に到着する前に健康状況などを知らせるフォームを提出する必要があります。フォームはこちらから。興味ある方は見てみてください。

日本に入国する場合は、到着後空港でPCR検査をうけ、その結果によりその後の対応は変わってきます。
陰性の場合は、自宅や自分で確保した滞在場所等で、14日間待機することが要請され、その後も保健所と健康確認のために連絡を取らなければいけません。
陽性の場合は、検疫所の確保する宿泊施設等で療養、数日後に再度PCR検査をする必要があります。

アメリカと日本を比べると、アメリカの方が圧倒的に感染者数は多いですが、入国の条件や規則は緩いようです。

私の場合、大学の寮に滞在するため、大学側から72時間以内に受けたPCR検査の結果が要請されていました。
なので、出国前日に羽田空港でPCR検査をうけ、陰性の結果を持って、渡米しました。
ちなみに日本でPCR検査を受ける場合、証明書も含めると4万円近くの費用がかかりますが、アメリカでは、ドライブスルーのように薬局で無料で検査を受けることができます。

機内(デルタ航空)の様子は、アメリカから日本へ帰国する時よりも、アメリカへ向かう方が人数は多く(隣の席は空いていましたが)コロナ前と変わらない感じでした。
到着後の空港もかなり人がいましたが、いつもは1時間近くかかる入国審査は、40分程度(移動を含め)で終えることができました。
羽田空港では、空港内にある飲食店や免税店はほとんど閉まっていましたが、アメリカの空港内の店は、ほとんど営業していました。(空港にもよると思いますが。私が利用した空港:アトランタ国際空港、ジョン・F・ケネディ国際空港)
店内で飲食する方も多く、コロナについてはもう気にしていないようでした。

その後はUberで、学校に無事到着し、4日間の隔離生活の始まりです。
1年を通して、5回の隔離生活を経験してきたので、この4日間はあっという間に過ぎてしまうと思います。
(5回の隔離生活って、14日間×5で2ヶ月半か。。。長っ。。)

新学期が始まるので、その様子や経験したことなど、今後もブログに書いていきたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。