ディーンズリストとは?

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タイトルをみて、なにそれ?と思った方もたくさんいると思います。
今回は、「ディーンズリスト」について説明します。

「ディーンズリスト」というのは、簡単に言うと「成績優秀者名簿」です。
アメリカの大学では、毎学期終了後にこのリストが発表されます。

「ディーンズリスト」の基準は、大学によって異なりますが、私が通っている学校では、1学期最低15単位以上を取り、GPA(成績平均値)が、3.5以上の学生に与えられます。
(GPAの最高値は、4.0=オールA)

「ディーンズリスト」に載った学生には、手紙が送られてきて、優秀者のみが参加できるパーティーのようなものに招待されます。
そのパーティーでは、表彰式をしたり、大企業などの来賓の方と会話したりできます。

さらに、奨学金を得られたり、優秀な学生たちで構成される組織に加わることができたり、コミュニティー・サービスに従事したり、色々な機会や経験が与えられます。

また、「ディーンズリスト」に載ると、就職や大学院への進学に有利であると言われています。
資格ではありませんが、これが成績証明になり、かなり待遇されるようです。

大学に入学した当初は、「ディーンズリスト」の存在を全く知りませんでしたが、最初の1学期が終わり、謎の封筒が送られてきて、その時初めて、「ディーンズリスト」について知りました。
「ディーンズリスト」に選ばれることがとても嬉しくて、毎学期これを目指して学業に励んでいました。

大学2年を終え、4学期を終了した時には、すべての学期で「ディーンズリスト」に載り、表彰されました。
その背景には、質問があったとき優しく教えてくれた先生方の存在や、困った時助けてくれた友達の存在があります。
彼らへの感謝の気持ちを忘れず、残りの2年間もリスト入りを目指し、勉強、サッカー共に手を抜かず、頑張っていきたいです。

読んでいただき、ありがとうございました。