SATとは?

留学

SATという試験を知っていますか?
SATはアメリカの大学に入学する際、TOEFLとともに考慮される試験の一つです。
留学生向けのTOEFLとは違い、アメリカの高校生が受ける大学進学のための標準テストです。

SATには、SAT Reading TestとSAT Subject Test の2種類がありますが、ほとんどの大学で求められているのは、SAT Reading Test です。
読解、文法+エッセイ、数学の三教科、合計1600点満点で、評価されます。
紙ベースで実施され、各科目ともマークシートで解答、エッセイは解答用紙に鉛筆で記入します。

SATのテストは、米国内で1年間に7回実施され、米国外では6回開催されます。(月によってテストの開催される日は変わります)
また、受験から2週間前後で結果が出ます。出願締め切りなどもあるので、SATの公式サイトなどをみてチェックしておくことが大切です。

TOEFLも十分難しいテストですが、SATも米国の高校生向けに作られたテストなので、留学生で高いスコアをあげることは難しいと言われています。

私の場合、大学入学前、TOEFLで基準のスコア取ることを重要視してので、SATの勉強まで十分にできませんでした。
SATを受験したのは、5月5日です。(海外の大学は9月入学と1月入学)
試験日の一ヶ月前からは、TOEFLとSATの勉強を並行してやっていました。
実質、SATの勉強は1ヶ月のみしかできませんでした。

実際のSAT 予約票

私が実際にやった勉強方法は、とにかく模擬試験(過去問)を解くことです。
TOEFL同様、全く知識のないテストでしたが、模擬試験を通して、試験時間感覚に慣れたり、問題形式を知ることができました。

また、SATは数学の試験もあるので、高校の時に使っていた数学の教科書を1からやり直しました。
全部を振り返るには、時間が足りなかったので、公式だけはしっかりと頭に入れ、試験に臨みました。

私の場合、入学までに時間がない状態だったので、一回しか受験することができませんでしたが、模擬試験のおかげか、おどろくほど落ち着いて試験に望むことができました。

入学までに時間のある方だったら、一回だけでなく、何回か受験することをおすすめします。

SATを徹底して勉強できるサイトがあるのでリンクを貼っておきます。
https://collegereadiness.collegeboard.org/sat

実際に私も、このサイトを使って勉強していました。興味のある方は、ぜひ見てみてください。

※ SATのスコアはあくまでも目安なので、TOEFLとは異なり、○点以上取らなければいけないということではありません。

SATの条件は1度でクリアし、その後はもう一度、TOEFLの勉強に専念しました。
もし、SATの勉強で悩んでる方やこれから受けようと思っている方がいたら、気軽に連絡ください。

いち経験者として、なにか力になれればいいなと思います。

そして、もうひとつ紹介したいものがあります。それは、アメリカで使われている電卓です。

「電卓 アメリカ学生 無料画像」の画像検索結果

学生が使う電卓(From Wikipedia)

アメリカの学生が使う電卓は、普通の計算だけではなく、様々な機能がついています。
例えば、方程式を入力するだけで、自動的にグラフを作成してくれたり、関数の最大値、最小値も求めてくれます。

さらに、エクセルと似た機能もあり、統計も調べることができます。
初めて使う人にとって、この電卓をマスターするのは難しく、アメリカの中高学校では、使い方を学ぶ時間があるようです。

SATを受ける際、私はこの電卓を用意しました。
YouTubeなどで使い方の動画があるので、ぜひ参考にしてみてください。

少しお値段はしますが、アメリカの大学に入学した後も使う場面がありますし、ほとんどの学生が持っているので、留学を考えている方は、持っておくと便利かもしれません。

 

今回は、SATについて紹介しました。TOEFL同様、入学に必須の試験なので、早い段階から対策することをおすすめします。

読んでいただき、ありがとうございました。