TOEFLとは?

TOEFL

前の記事で少し触れましたが、アメリカの大学に行くためには、TOEFLという試験で一定の点数を取ることが、入学条件のひとつとなっています。

アメリカは日本の何倍もの領土があり、もちろん大学数も比になりません。
ですから、TOEFLを必要としない大学もありますが、その分、大学の資金や環境は大きく異なります。

日本人向けの英語の試験には様々な種類がありますが、「TOEIC」と「TOEFL」は特に知名度が高い試験と言えます。
試験の名前は知っているものの、二つの試験の違いや形式や内容、試験結果の活用方法などは、知らない人も多いのではないでしょうか。

今回は、TOEFLとはどのようなものなのか、書いていきます。

TOEFLは「TOEFL iBT」のことを指し、個別で試験センターのパソコンを使って受験します。
英語4技能(聞く、話す、読む、書く)をすべて測定する試験なので、TOEICよりも難易度が高いと言われています。

会場は日本各地にありますが、地方では会場が限られており、会場によって雰囲気ややり易さは大きく異なります。
個人的にやりやすかった会場には、隣の方との仕切りがきちんあり、また、自分のスペースをしっかり確保できます。
中には、両隣の方との仕切りがなく、とても狭い会場もありました。

試験を予約する際に、インターネットで画像検索などをして会場を調べておくことは重要なポイントだと思います。

私は静岡県に住んでいたので、近くに試験会場はなく、試験を受けるたびに、東京や横浜、名古屋に行っていました。

そして、驚くことは受験費用です。
なんと一回につき、230ドル(28,000円程度)かかります。

一回で目標の点数を取ることはとても難しく、何回も受けたため、多くのお金を受験費用に費やしました。

TOEFLはインターネットを使った個別試験のため、人によって開始時間や進行速度に違いがあります。
そのため、自分がリスニングの問題を説いている際に、他の受験者がスピーキングの問題を解き始めるというような状況が起こり得ます。
慣れていないと、他の受験者の声が気になって、受験どころではなくなってしまうかもしれません。

また、パソコンに慣れておくこともとても大切なことです。
ライティングの問題では、300字以上のエッセイを30分以内で、仕上げる必要があるので、英語学習の他にタイピング練習も鍵となります。
TOEICは試験時間が約2時間なのに対し、TOEFLは約4時間にも及びます。
英語力はもちろんですが、高い集中力も求められます。

一見、不可能なように見えますが、学校の英語しか習ってこなかった私が、一定のスコアを取り、合格できました。
次の記事では、私のTOEFL対策勉強方法と合格までの道のりを書きます。

簡単な説明にはなりましたが、TOEFLという試験について知っていただけましたか?

これから受けようと考えている方やいま勉強中の方、もっと知りたいと思った方、TOEFLについて質問あったらなんでも聞いてください。

私自身、英語力もまだまだ未熟ですが、いち経験者として力になれたらいいなと思います。

読んでいただき、ありがとうございました。

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