【シンガポール編③】もう時効だから話すね。

旅行

シンガポールの旅2日目の夜に起こった、ちょっと不思議な出来事。

「マリーナベイ・サンズ」と呼ばれるシンガポール最大の観光スポットでは、毎晩20時ごろから噴水ショーが開催されます。
シンガポール観光初日に噴水ショーを見たのですが、あまりの綺麗さにもう一度見たいと思い、2日目も噴水の前に訪れました。
ショーが始まるまで少し時間があったので、ベンチに座ってゆっくりすることに。

すると、1人の男性が隣に座って話しかけてきました。
一人旅をしていると「どこから来たの?」と話しかけてきてくれる方が多く、いつものことだろうと少しお話していました。
その男性は、ジャマイカ出身ニューヨーク在住の方で、仕事上よくシンガポールに訪れるそうです。

他愛もない会話を楽しんでいましたが、問題はここから。
男性は、幼少期の頃から、魂のようなものを感じる力があるらしく、これから起こる良いことだったり、不運なことを予測できると言うのです。
いわゆる「スピリチュアル能力者」みたいな。

「シンガポールの後はどこ行くの?」と聞かれたので、「ベトナムとタイに行って、日本に戻るよ。」と答えました。
すると、男性が「あなたの旅は少し危ない気がする」と言って、少し一緒に歩いて悪い運気を追い出そうと言ってきました。
(英語での会話だったので、うまく日本語に直訳できませんが、ニュアンス的にはこんな感じ?)

そんなこと聞いたら少し怖くなってきてしまって。
この男性自体が今まで出会ったことのないような能力を持った方ですし、彼が話すことが本当だったらもっと怖いし。
予想外の出来事に困惑してうまく断ることができず、男性についていってしまいました。

向かった先は、人通りが少ない、薄暗いガーデン。
同じ道を行ったり来たり、途中で急に曲がったり、止まったり、引き返したり。
男性が何かを感じる方へ、ひたすら歩きました。
話しながらだったので、時間の経過はあまり感じませんでしたが、1時間30分くらい並んで歩いていました(笑)。

時間も遅くなってきて、歩き疲れてきたので、「そろそろ帰りたい」と言いましたが、「僕が良いと思うタイミングが来るまで途中で終われない。」と言って、さらに30分。
そして、10時をまわった頃にやっと、帰してくれました。

男性が「誰にも話してはいけない」というので、ちょっと怖くなって、誰にも話していませんでしたが、最終的には旅から無事に帰ってこれたので、時効ということでブログに書いてみました。
今では笑い話ですが、その時はちゃんと怯えていましたよ(笑)。
そして、この後の旅で、彼の予言が現実に!?
今後のブログをお楽しみに!

読んでいただき、ありがとうございました。