入学よりも卒業が大変。。。

留学

なんと、本日で卒業まで残り100日となりました。4年間本当にあっという間でした。
今回は、アメリカの大学の卒業事情について書きたいと思います。

アメリカの大学は「入学よりも卒業が大変」と言われています。
この言葉の背景には、勉強が大変、膨大な課題量などの他に、学費が高過ぎて払えないという理由も含まれ、50%以下の卒業率を示す大学もあるそうです。

アメリカの大学には、「70%の壁」といわれる、卒業するために維持しなければいけない成績があります。
成績を4.0マックスのGPAで表し、2.0以上を維持する必要があります。
この2.0という数字が、クラスの評定でいう70%です。
70%を下回ると学校から警告がきて、2学期連続で下回ってしまうと、退学処分になってしまうそうです。

そのため、学校のチュータリング(個人指導)やライティングセンター(学術的文章の作成指導)などのサービスが充実しており、授業でわからなかったことや、文章の添削をしたい時にとても役立ちます。

これからアメリカの大学へ進学したいと考えている方、不安にさせてしまっていたら、ごめんなさい!
大学入学当初は、全く英語を喋れなかった私が、4年間サッカーも続けながら文武両道でやってこれたので、毎日予習復習を怠らず、やるべきことを丁寧にこなしていけば、心配いらないです。

キャンパス内で撮った写真

そして、アメリカの大学の卒業式では、学校で指定されるレガリアと呼ばれるマントと帽子を着ます。
ドラマや映画で見たことがある方もいるかもしれません。
レガリアを着用して、卒業式に参加する日が待ち遠しいです。

私が、今学期学んでいることについても少し紹介したいと思います。

現在、4つの授業をとっています。
一つ目は、私のお気に入りの陶芸のクラスです。
人数制限があるので、授業登録の際には、オープンしてその日のうちに埋まってしまいくらい、全生徒から大人気のクラスです。
お皿やマグカップを作ってデザインしたり、絵を書いたり、勉強から離れ、ゆっくりリラックスできる唯一の時間なので、毎回授業にいくのがとても楽しみです。
作品がうまく出来たら、それも紹介できたらいいなと思ってます。

二つ目は、私の副専攻でもあるデジタルデザインの必須科目であり、サイトやブログなどを作成する「ワードプレス」について学んでいます。
実際に自身のウェブサイトの作成に取り組んでおり、完成に近づいていくのがとても楽しいです。
改めてウェブデザイナーやシステムエンジニアの方々を尊敬します。

そして、政治学の授業を二つとっており、それらが私が一番苦労している授業でもあります。
一つは、外交と交渉について(Diplomacy and Negotiation)学んでおり、もう一つが国際学についての研究を行なっています。
国際学は私の専攻でもあり、政治や法律についての勉強が難しく、何故この学部を選んだのか思うことが何度もありましたが、今となれば、とてもやりがいを感じています。
もうすでに、25ページの研究論文の提出という課題が課されています。
初めてこの長さの論文を書くので、不安でいっぱいですが、頑張りたいと思います。

卒業まで残り100日となりましたが、まだまだやることがたくさんあり、正直実感が全く湧きません。
やらなければいけないことと、やりたいことの区別をしっかりつけ、残された時間を大切に過ごしていきたいです。

社会人1年目が始まる方、新学年になる方など、大きな節目を迎える方もいらっしゃると思いますが、新しいことに挑戦し、学び、成長し、お互いに頑張っていけたらいいなと思います!

読んでいただき、ありがとうございました。