入国者必須アプリ「MySOS」とは?

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今回のブログでは、日本入国時にインストール必須となるアプリ「MySOS」について紹介します。
まずは、このアプリの簡単な説明から!

MySOSは、健康状態・位置情報の報告を行う入国者健康居所確認アプリです。
入国前(空港到着時・空港内)で必要な対応として、アプリのインストール、アカウント登録、スマートフォンの位置情報サービスの設定などを行います。
空港内にいる担当者と位置情報サービスの設定がうまくできているか、通知設定がONになっているかなどを再度確認します。
該当者は少数ですが、スマートフォンを持っていない方(13歳以上)は、スマートフォンをレンタルしてまで、このアプリを使用することが義務付けられていることは面白い点だと思います。

隔離期間は、MySOSを通じて14日間毎日、健康状態の報告が必要です。
そして、1日複数回「現在の位置情報」を求める通知が届きます。
その通知が来たら、なるべく迅速に「現在地報告」ボタンを押して応答します。

どのようなシステムで通知が送られてくるのかはわかりませんが、私の場合、1日2回(1回目9:00〜11:00、2回目15:00〜17:00)に通知を確認しました。
多少のずれはありましたが、毎日大体同じ時間に送られてきました。
携帯を見ていなかったり、寝ていたりと、即時に現在地報告ボタンを押すことができなかった時もありましたが、30分から1時間くらいの遅れなら、問題ないと思います(連絡や電話は一切来ませんでした)。

現在地報告に加えて、ビデオ通話の応答も行います。
AIによって電話がかかってきて、自分の顔と背景が映るようにして電話に応答します。
なにか話したりする必要はなく、30秒間じっとしていたら、自然と電話が切られる仕組みになっています。
このビデオ通話によって、本人確認・居場所確認を行なっているようです。
最初の1週間は、11:00〜13:00の間に1日1度だけでしたが、その後は、2回かかってくるようになりました(1回目10:00〜11:00、2回目17:00〜18:30)。
1度通知に気づかず出られなかった時があり、その際は繰り返し電話かかかってきました。

隔離期間中は、外出を避けるよう要請されていますが、家族・友人の協力があったので、生活をする上で困ったことはありませんでした。

そして、14日間が経過すると、MySOSアプリの利用機能が失われ、自宅待機終了となります。

全ての入国者は事前に待機期間中の行動についての誓約書を提出しています。
正当な理由なく、健康状態や位置情報の報告を怠った場合など、制約に違反した場合は、氏名などが公表されることがあるようです。

MySOSにより、行動がかなり厳しく監視されていますが、健康状態の報告・現在地報告・ビデオ通話の応答を怠らなければ、問題はありません。

昨日、やっと待機期間が終わり、外出許可が出たので、これから友達と会ったり、お出かけしたりするのがとても楽しみです。
新型コロナウイルスに続き、変異株の感染拡大が不安視されていますが、みなさんお体に気をつけて過ごしてくださいね!!

読んでくださり、ありがとうございました。