14日間の隔離生活 in ニューヨーク

留学

4ヶ月の夏休みが終わり、新学期がスタートしました。
新しい環境で、広大なキャンパスに迷いながらも、毎日とても楽しく過ごしています。

今回のブログは、14日間の隔離生活についてです。
日本に帰国した際は、空港でPCR検査を受け、結果に関わらず、自宅またはホテルで2週間の検疫期間が設けられます。
私も夏休みに帰国した時、検査を受け、陰性でしたが、2週間自宅待機していました。
今回、アメリカに入国したとき、空港でPCR検査を受けることはありませんでしたが、もちろん2週間の隔離期間がありました。
アメリカの場合、至る所でPCR検査を受けることができるため、各自で受け、結果を学校や会社などに提出する必要があります。

ということで、隔離生活の1日目は、PCR検査を受けにいきました。
大学のキャンパス内で検査できるため、寮から5分くらい歩いて行って来ました。
PCR検査をやったことがある人はわかりますが、結構きついんですよね・・・。
鼻の奥深くまで綿棒のような細い棒を突っ込まれるんです。
今回も、目がうるうるしてきて、何回もくしゃみがでました。

PCR検査の結果は、陰性。
ここから14日間の隔離生活がはじまりました。

寮は2人部屋ですが、この期間は1人で過ごさなければなりません。
もちろん外にも出ることができないのですが、部屋で映画を見たり、ブログを書いたり、家族と電話しながら一緒にトレーニングしたりして、なんだかんだ充実した生活をしていました。
ちなみにこの期間中に、お世話になったエージェントから依頼され、zoomでアスリート留学についてのプレゼンもしました。
見逃した方はここからご覧ください。

さて、そんな中、入寮してまず1番最初にやったことは、寝具やシャンプー・リンスなどの日用品を揃えることでした。
コロナの影響で外出できないので、すべてAmazonで注文しました。
ゴミ箱、デスクランプ、延長コード、洗剤、掃除用具などを買い揃えました。
注文してから、届くまで数日かかるので、最初は用意されているマットの上に、自分が持って来た小さなブランケットを敷いて寝ていました。
後日次々と物が届き、ベットメイクなどを完了させた日は、久しぶりにふかふかの布団でぐっすり眠れました。

そして、食事はどうしていたかというと・・・

毎日朝、昼、夜に、袋や箱に入った食事が部屋の前に置かれます。
事前に注文し、自分でメニューを選択すると食事が部屋まで届けられるのです。
朝は、ベーグルやブリトー、昼は、サンドウィッチ、夜は、ステーキやラザニアなど、がっつりアメリカの食事です。
おまけにクッキーやチョコレートもついてきて、食べ物に困ることは全くありませんでした。
・・・が、日本でヘルシーな食べ物をたくさん食べていたので、アメリカのヘビーな食事についていけませんでした。
お腹をすかせてその日のメニューを楽しみに待っているのですが、届けられるアメリカンな食べ物を見るとうんざりします。
が、空腹には勝てない・・・。
もうすでに日本食が恋しいです。

さて2週間、部屋にこもっていなければなりませんでしたが、学生アスリートとしては、もちろん運動もしなければなりません。
YouTubeの動画を観ながら、ハンドクラップや腹筋運動をしたり、ヨガをやってみたり、外に走りにいきたい気持ちをグッと抑えて、部屋で色々な運動をしていました。
たまに、母とzoomで、画面を共有して、ハンドクラップを踊りました。
家族と話せるし、運動できるし、一石二鳥でした。

最終日は、やっと外に出ることができる!と、とてもワクワクしていて、待ちきれませんでした。
14日間の長い隔離生活を終え、まずはルームメイトとショッピングに行きました。
これでようやくニューヨーク生活スタートという感じです。
大学の授業も、サッカーも、頑張っていきたいです。

読んでいただきありがとうございました。